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2023.11.15授業評価アンケート

授業評価アンケートの入力・集計業務「目的や外注する際の注意点」も解説

株式会社クォスです。本日は、弊社が提供するサービスの「授業評価アンケートの入力・集計業務」について、以下の5項目を解説いたします。

(1)授業評価アンケートの目的
(2)授業評価アンケートの実施内容
(3)授業評価アンケートのデータ入力
(4)授業評価アンケートの集計
(5)授業評価アンケートを外注する際の注意点

授業評価アンケートの目的

教育機関に於ける授業内容・カリキュラムの質的向上を図るために、行われています。
文部科学省が推奨する「学校評価」の一環として実施されます。
学校評価の目的として、以下の3点があげられています。

(1)教育の質の保証・向上
(2)学校運営の改善
(3)信頼される開かれた学校づくり

この目的を実現するため、保護者からの意見聴取や外部の専門家による第三者評価、等、様々な施策が行われますが、学生・生徒からの意見を直接聞く方法として、授業評価アンケートが実施されます。

授業評価アンケートの実施内容

生徒・学生からの意見を集める方法として、授業評価アンケートは比較的簡便な方法と言えます。
質問項目を印刷したアンケート用紙を、学生・生徒に配布し、評価点を記入するよう求めます。評価点は、5段階または4段階に設定することが多いようです。
教育機関によっては、フリーアンサーの質問項目を設け、より生の声を収集する取り組み方をするところもあります。実際の回答を見ると、そう多くの記述は見られません。

授業評価アンケートのデータ入力

集めた回答用紙を元に、データ入力を行います。効率面と、客観性を担保するため、データを学内では扱わず外注するのが一般的です。

回答用紙の原紙を学外に出さずに保管するため、PDFなどのイメージで業者に引き渡す方法を採用する教育機関も増えています。 イメージ原稿であれば、クラウドサーバーを利用し、短時間で原稿を業者に引き渡すことができます。
配送や宅配便に比べて費用も時間も縮小でき、紛失事故などのリスクも防げます。

回答は匿名で行われます。入力項目は、科目名・科目コード・評価項目ごとの評価点とし、個人を特定できる氏名や学生番号等は、仮に記入されていても入力しません。

授業評価アンケートの集計

教科ごと、教員ごとに集計し、結果はグラフ化してレポート形式に作成します。

集計方法には、単純集計(グランドトータル)と、クロス集計とがありますが、単純集計は質問ごとの合計点を回答者数で割り算して平均値を算出します。
平均値は、クラスごとや学年ごと、教員ごとなどで算出します。クロス集計は回答者の属性(専攻課程やコース、学年など)による回答分布を集計します。
複数の教科を担当する教員については、複数教科の平均を算出した上で、教科単位の平均値と比較する場合もあります。

集計結果を分析し、結果をレポート形式にまとめる作業は、外注する場合もありますが、学内担当者が前年結果との対比や目標値などに基づいて独自の視点で行うことが多いようです。 特に、フリーアンサーを設けた場合、ネガティブ回答をどうするかは、事前に検討しておく必要がありそうです。

ネガティブ回答は、入力段階でマーキングしておくように外注業者に求めるケースもあります。ただ、この方法は入力者の判断が必要なため割高になります。また、必ずしも正しいマーキングがされるかどうかの疑問が残ります。

授業評価アンケートを外注する際の注意点

外注する際、納期の迅速化とコスト削減のため、注意しておくべき点をまとめます。
以下の点を明確にし、外注業者に伝える

・入力項目
・不備回答の扱い

評価点の不備回答

アンケート調査では、不備な回答が混在するのは致し方ありません。
例えば、評価点が記入されていない、5段階評価としているのに、「6」や「7」が記入される、このような場合の対応方法を決めておくと、入力段階での迷い、問合せが減り、より効率的な作業結果が得られます。

例えば、評価点が無記入の場合は、「9」などの範囲外数値を入力しておき、集計時に「無回答」としてまとめる方法があります。「無回答」は無視して集計する方法もあります。
同様に、「5」以上の数字が記入された場合も、無回答と同様に扱うなどを決めておくと良さそうです。

評価点以外の不備回答

集計は、教科ごと、教員ごとに行うのが一般的ですが、教科名、教員名を回答する際、誤記入してしまうことがあります。教員名「中田」を「田中」と誤記するなどはありがちです。
学生・生徒が親しみを感じている教員の名前をニックネームで記入することもあります。

教科名も、類似の名称が多く存在するため、つい間違って記入してしまうケースは多発します。高等学校の教科を見ると、多くの科目でローマ数字のⅠ~Ⅲが使われています。
数学、音楽や美術などの芸術教科、さらに外国語教科のコミュニケーション英語にもⅠ~Ⅲがあります。一見すると区別しづらく、誤入力の原因になることもあります。
また、国語や地理歴史の教科では、世界史A世界史Bなどの科目があります。ⅠⅡⅢやABが記入されていないと、どこに分類するのかわかりません。

こうした誤記入や記入漏れがある度に、問合せるのでは効率が悪くなります。
入力段階で「記入通り」としてしまうと、集計する段階になってから、科目名不明で集計に入らない回答が出てしまいます。

このような集計時に困る問題を解決するため、弊社では、教科名・教員名をプレ印刷した用紙を予め作成し、配布する方法をおすすめしています。

株式会社クォスについて

アンケート集計で30年以上の実績がある株式会社クォスでは、お忙しい授業評価アンケートご担当者様を様々なサービスでサポートしております。
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株式会社クォスは、データ入力・アンケート集計・事務代行サービスなどで30年以上の実績がある東京都多摩市の会社です。
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